海外ロングステイの歴史と背景




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それはバブルも華やかな昭和61年(1986年)にさかのぼります。当時の通産省が「シルバーコロンビア計画」という計画を提唱いたしました。(正式には『シルバーコロンビア計画”92” ― 豊かな第二の人生を海外で過ごすための「海外居住支援事業」』)

 バブル景気を背景に日本人は世界中を渡り歩き、海外がグンと身近に感じられるようになったころでした。産業界の後押しなどもあり、広い住宅で物価も安く、気候も温暖など魅力的な海外で、日本のシニア世代が、生きがいのある第二の人生を歩んでいけるようサポートをしていこうというものでした。

 しかし、この計画は諸外国からすればあまり良い計画とは受け入れられなかったようです。ある日突然、自分の国に外国人の年寄りの村が出来上がる、日本車が世界を席巻し始めた頃です。今度は老人まで輸出するのかという声が上がったといいます。日本人だけのコミュニティという「日本人村」では、文化交流も行われず、その排他性が問題にもなりました。また海外より日本国内の生活環境の充実を求める声も多くなり、「シルバーコロンビア計画」は頓挫した形になりました。

 計画自体は頓挫した形になりましたが、このことは日本人が海外を見つめる目を変えるきっかけにもなりました。それまでは海外移住というと「移民」というイメージしかなかったのではないでしょうか。渡航費も随分と安くなりました。頻繁に行き来しても経済的な負担は昔ほど大きくないのです。移住しなくてもイヤになったら帰ったらいい、もっと気軽な選択肢として、海外に滞在するというスタイルが選択肢に上がったのです。

※「シルバーコロンビア計画」は「海外滞在型余暇研究会」という名に変わり、その後も研究は続けられ発展し、現在は「ロングステイ財団」と形を変えて存続しています。そこではたくさんの方がロングステイに対する理解を深められるよう環境を整備し、各種事業を展開し、ロングステイに関する様々な提案を行っています。



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