ロングステイ先との文化の違い
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海外ロングステイと海外旅行の違いはたくさんあります。ロングステイの場合は文化遺産や観光資源としての文化に触れるということよりも、実際に暮らしの中で周りの人たちと文化的なギャップに備えなければ快適には過ごせないということがあげられます。
それは外国の文化を知るということ=自国の文化を知るということです。たとえば欧米の文化と比較して日本では女性の地位が総じて低いと言われます。海外で買い物をして奥さんに荷物を持たせて、旦那さんは3歩前を歩く、こういうことは非常に奇異に見られてしまいます。レディファーストが当然で、他の女性にもドアを開けてあげるなどの習慣が必要ですから、そういう文化に慣れていかなければなりません。
また海外の人は自国の文化に非常に誇りをもち、他国の文化にも興味をもっている場合が多いのです。日本人は意外に日本の歴史や文化を尋ねられると話しに窮してしまうものです。日本の文化を知ることが他国での交流の楽しみにつながることになります。
一番身近な問題は食文化ということでしょう。毎日3度、これまで数十年間慣れ親しんできた日本食文化から数ヶ月切り離されるのは結構大変です。一昔前よりは日本食レストランが増え、日本の食材が流通し、スーパーなどで入手できると言っても当然日本よりは高くつき、種類も限定されてしまいます。現地の食材を現地の調理法で楽しむ、または現地のレストランで現地の食事を楽しむということができるかということは重要です。
テレビ番組やガイドブックでみる海外の食事はとても魅力的ですが、やはり飽きが来る場合があります。オーストラリアでは大きなロブスターが安く食べられる!というのには心が動かされますが、渡航して一週間ほどすると日本の牛丼が食べたくて仕方がなくなり、「牛丼が500円硬貨1枚で食べられる日本はなんて食の豊かな国なんだ」と言っている人がいたのもほんとの話です。