ロングステイの前に下見の薦め
ロングステイ先の希望を尋ねると、どこどこに決めている。と自信をもって答えてくれる方がいる。
更に尋ねると、一度も行ったことがない、ということも珍しくはないから不思議だ。
ロングステイ先をどこにするか、さまざまな情報を集めたとしても、
まずは一週間くらいの旅行で訪れてみてはどうだろう。
その国のだいたいのようすをつかみ、肌で感じてからロングステイに切り替えても遅くはない。
ある方は昔からフランスが好きで、旅行で数回、パリを中心に観光したことがあったそうだ。
それで、定年後はフランスでロングステイと決めていた。
奥さんもおしゃれな方でフランスには興味がありそうだったから心配はしていなかったらしい。
早速準備に準備を重ね、2ヶ月近いロングステイの日程を組み、出発。
経済的にも余裕のある方であったので、優雅に美術館を巡ったり、買い物をしたりして
ロングステイを楽しみ始めていたという。
ところが、ルーブル美術館近くで詐欺にあってしまい、多少のお金をすられてしまうという事件がおきた。
ご主人は、まあそんなこともあるさ、と笑っていたのだが、奥さんがショックを受けてしまった。
もともと外国語がそんなに堪能でない奥さんは、その事件をきっかけに片時もご主人と
離れられなくなり、一人で買い物もできなくなってしまったそうだ。
またフランス語が全くできない奥さんにとっては、テレビも映画も本も理解できない。
仲の良いご夫婦なので、2人で一緒にいることはいいのだが、気がめいってくる奥さんを見ていると
滞在事態が楽しめなくなってきたのだそうだ。
結局一ヶ月半くらいのところで、日本に帰ることになったのだそうだが、
もう少し奥さんのことを考えてステイ先を決めるのだったと、おっしゃっていた。
まず、ロングステイの前に、ご夫婦ならお2人で旅行されることを検討してみてはどうだろう。
観光には興味がないという方はロングステイの下見ツアーというのもある。
渡航先の日常の様子をオリエンテーションしてくれ、安全面などでの配慮も整っている。
ゴールドコースト、ケアンズ、パース、マレーシア、チェンマイなど渡航先も様々だ。